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Look595、鳩ポッポ。

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

五月にもかかわらず真夏日の続くここ京都。
ほぼ全裸に近い状態で部屋に居たので着替えるのに労は要しなかった。
さあ、次はLook595への空気注入だ。
ぺちゃんこになっているタイヤが、ここ最近すっかり魂の抜けきっていた自分のように見えた。
ポンプを押しながら私は自分に言い聞かせた。
「おい戻ってくるんだ、我が魂よ」

さあ出発!
それなりの恰好をしてそれなりにペダルを回していると、やっぱりそれなりにはなるものだ。
頭に血が巡ってくる。
上手くまとまらなかった考えが徐々に収束してくる。
背中に太陽を感じる。
全身で風を感じる。
意外と息は上がらない。
部屋でぐったりしていた自分は一体何だったのかと首を傾げる。

そんな感じで私は自分に酔いしれたまま走っていた。
もうへべれけである。
もちろん飲酒運転ではない。
ちなみにこの時の私の頭の中はちょうどこんな感じだった。
そう、お花畑である。
P1010001_20170529174602616.jpg

そんなこんなで酒を一滴も飲んでいないにもかかわらず、嵐山に到着したとき私は泥酔の一歩手前だった。
P1010002_20170529174603cef.jpg

木陰のベンチは既に満席だったので、私は太陽の恵み満載の特等席で一休みした。
目の前を鳩が平和そうに歩いていた。
「こいつらが豪快に頭を振りながら歩くのは頭に血を巡らせるためなのだろうか?
 いやいや、とても頭に血が巡っていそうには見えない」

相変わらず周囲に聞こえるのは中国語と韓国語ばかりである。彼らは声がデカいのである。
「そのうち龍柱とか建つんじゃないだろうな?」
ふとそんな危惧が頭をよぎった。

嵐山で汗の退くのを待って、私は再びLook595に跨った。
「このまま帰宅するのはもったいないので洛西の方にでも寄ってみよう」
自転車道を快調に飛ばす。
すると突然、私の進路に鳩が2,3羽たむろっているのが目に入った。
「こっちが近づけば飛んでいなくなるだろう」
そんな風に思った私は鳩に向かってまっすぐ進んでいった。
「どかないぞ、こいつら」
結局私の方がよけて通る羽目になった。
「一体何なんだ、近頃の鳩は!
 危うく轢き殺すところだった。
 こいつら、もしかして人間相手にチキンゲームでもしているのか。鳩のくせに。
 あまりにも危機意識が無さ過ぎるジャマイカ!!
 折角の気持ちいいサイクリングで鳩相手に事故ったりしてる場合ではないのだ」

とかく観光地の鳩は人間に甘やかされている。
いくら平和の象徴だからといっても平和ボケが過ぎるというものだ。
以前嵐山で、中国人が鳩に餌を撒いて群れが集まったところを脅かして逃げ惑わせるというゲーム?を無限ループでやっていた現場を目撃したことがある。
「たまには必要かもしれない。お互いの為にも」
ちょっとだけそんな事を思った。

そんな鳩ポッポとの一触即発の危機を乗り越え、私は洛西の方に向かってLook595を走らせた。
ロードバイクに乗り始めた頃、自分で勝手に洛西のラルプデュエズと呼んでいた坂は最早ただの起伏の一部としてしか感じなくなっていた。
私は自分の成長を噛みしめ、すでに成長を止めてしまった嵐山の鳩の姿を頭に思い描いた。
「鳩よ、野生を取り戻せ。
 注意一秒怪我一生、いや注意一秒即昇天の方が適切か」
そんな鳩に贈る言葉を考えながら洛西で一休みした。
P1010003_20170529174558371.jpg

この学校ではどうやら書道部が全国大会に出場するようだ。
どのような試合方式で戦うのか知らないが、ぜひ頑張ってほしい。
P1010004_20170529174600a7c.jpg

その後も順調にペダルを回し、途中調子に乗りすぎて何度かへばりそうになりながらも無事に帰宅。
P1010005_20170529174601306.jpg

シャワーを浴びてアイスコーヒーを飲んだ。
久しぶりに覚える充足感。
あぁ、鳩を轢かなくて良かった。
……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。
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