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阪急が止まって感じる孤独と孤立。

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

素晴らしい好天に恵まれた今日、私は阪急電車に乗って嵐山を目指していました。
このような日に外出したくなるのは春の陽気のせいもあるのでしょうが、同時に社会からの同調圧力というものも深く関与しているような気がします。
恐らく世間の大体数の人はこのような日には外に出て太陽の恩恵に与かっているのだろう、ならば自分も。
何故かそうしないと損をしているような、或いはそうすることで社会と歩調を合わせて正しく生きているような、そんな気がして私は半ば追い立てられるようにして玄関を飛び出したのです。

桂駅で乗り換えの為にホームで暫く待っていると突然アナウンスが流れてきました。
『現在上桂駅の信号設備の調査中です。嵐山行きのお客様は暫くお待ちください』

「最近事故が多いな。この前もJRで待たされた記憶がある」

それから15分くらい経って今度はこんなアナウンスが流れてきました。
『嵐山線でお待ちのお客様にはJR線での振り替え輸送にて対応させて頂きます』

「おいっ!」

同調圧力によって辛うじて外出しているその時の私には、ここから烏丸まで行って地下鉄に乗り換え、JR京都駅から再び嵐山を目指すなどという労力を追加で支払う余力は残っていませんでした。

「どうしよう??」

人々が互いに愚痴を言い合いながらそれぞれ行動を開始する中、私は一人茫然とその場に立ちつくしていました。
それはまさしく集団の中における孤独、すなわち孤立というものでした。

「そうか、部屋で一人孤独を感じて世間の同調圧力に屈したのはいいが、それにうまく同調できないと今度は孤立を感じることになるのか」

孤独と孤立。
どちらも孤ですが、前者は社会の外で感じる孤なのに対し、後者は社会の中で感じる孤です。
人間は一人でいようが集団のなかにいようが、結局は社会から自分を切り離してものを考える事が出来ない生き物のようです。
常に基準は社会です。
そんな社会からの同調圧力に屈して個性を犠牲にしつつ、そのぶん本能的な安心感を享受しているのです。
なのでうまく同調できないと不安になります。
しかしそんな不安を恐れて最初から同調を拒否していると今度は孤独による不安に苛まれます。

「結局どっちもつらいな」

私はこの時ある二つの小説を想い出しました。
一つは社会から隔絶された孤独を描くドストエフスキーの『地下室の手記』。
もう一つは社会の中における孤立を描いたトルストイの『イワン・イリッチの死』。

さて最終的に主人公が救われたのは一体どっちの小説でしょうか?

駅構内で同調するものを失い茫然と立ち尽くすしかなかった私は、そのまま駅を降りたのでした。
……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。
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