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桜を求め、京都御苑からの京都御所ツアー参加。

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

最近ベルニーニやらルイガノ号やらでやけに動き回っている。
とても自分の意志だけの所業とは思えない。
まるで誰かに操られているようだ。
でもこの日は流石に疲れていた。
前日の平安神宮で少しだけブルーになったせいなのか、それとも体を急に冷やしたからなのかは分からないが軽い頭痛も感じる。
なのでこの日は普通の服を着て、普通に公共交通機関を利用して行動した。
目的地は京都御苑。
目的は桜の観覧。
これまで何度も自転車で訪れているが、徒歩は初めてかもしれない。
それが理由かどうかは分からないが、地下鉄の駅を1つ間違えて降りてしまった。
なので一駅分歩く羽目になった。
目的地に着くころには体が少し汗ばみ、重ね着を少しだけ後悔した。
でも体が温まったお蔭で頭痛がほぼ解消されたのは逆に僥倖だった。

長い長い砂利の一本道。
かなり歩きにくい。
昔の人はどうだったんだろう?草鞋とかの方が歩きやすいのだろうか?

IMG_3136.jpg

苑内を流れる小川のほとりに桜の花びらが集まっていた。
ここももう終わりが近いようだ。

IMG_3138.jpg

苑内西側をまっすぐ北上した。

IMG_3140.jpg

そして清所門(せいしょもん)の前を通りがかった時、私はある事に気が付いた。
「開いてる!!」
ここは御所への入り口である。
私は今まで京都御苑の中にある御所には入ったことが無かった。
理由は簡単、いつも閉まっていたからだ。
でも今は開いている、それもどうやら入場無料のようだ。
入ってみた。
検問で持ち物検査をされた。
さすが御所、その辺りはやはり厳格だ。
変なものを持っていなくて良かった。
この時私は安堵に胸をなでおろさずにはいられなかった。

入ってすぐに休憩所があった。
中は人で溢れかえっていた。
暫く椅子に腰かけて御所のPRビデオに見入っていると、突然案内の声が部屋に響いた。
「日本語のツアーを開始します。参加希望の方は入り口前に集まってください」
ツアー?それは只なのか?お金を請求されたらどうしよう?
よし、とりあえず私も集まって様子を窺ってみよう。


IMG_3144_20170416234811187.jpg


日焼けした厳めしい顔のオジサンが大声を上げてツアーの説明を始めた。
どうやら只らしい。
私はそのまましれっと何気なくこの集団の後についていく事にした。

IMG_3145.jpg

オジサンはこう言った。
「この前始まった時に30人いたお客さんが最終的に5人だった時には凹みましたわー」
私はもうこの集団から離れられない何か圧力のようなものを感じた。
しかしこの日は奇跡的に徒歩で来てよかった。
流石に御所のツアーにグラサン、サイクリングウェア&バッグ、MTBシューズではまずいだろう。
いや入る前に検問で弾かれていたかもしれない。
この時私は安堵に胸をなでおろさずにはいられなかった。

IMG_3146.jpg

御所内はこんな配置である。

IMG_3149.jpg

オジサンの説明によると、最初はヨーロッパの宮殿と同じように建物は左右対称の配置だったのだが、いつもまにかこのような配置に変わっていったのだという。
それは余りにも暑い京都の夏を乗りきるために、建物の東側に池を配し、そこを通る東風に湿り気を持たせて少しでも涼しもうという様式美よりも実用性に特化した知恵なのだ。
宮廷人と言えども無理なものは無理だったのだろう。

冷暖房の無かった昔の人の苦労を忍んでいると、やがて建礼門(けんれいもん)についた。
オジサンの説明によると、この門を通れるのは天皇陛下だけだという。
皇后陛下も皇太子殿下もNGである。
ただし天皇陛下に随伴される場合はOKらしい。

IMG_3161.jpg

ちなみに御所に入るときに我々観光客が通ってきた門はオジサン曰く勝手口のようなものだそうだ。
勝手口だがセキュリティーチェック付である。

そして紫宸殿(ししんでん)である。
ツアー中最大の建物で、天皇陛下が様々な儀式を執り行う場所である。

IMG_3164.jpg

オジサンの説明によると、
昔鴨川の花火大会で打ち上げた花火が御所を直撃して全焼したことがあるらしい。
もちろんそれ以降鴨川花火大会は廃止となったそうだ。
しかし鴨川からここまで飛んでくるとはかなりの飛距離だ。
明らかに誤射ではなく狙っていたとしか思えない。
もし今そんなことが起これば、テロ行為として全世界に配信されるだろう。

昔は檜皮葺のほうが瓦屋根よりも高貴だったらしい。
(ただし時代によって逆転することもあった)

IMG_3173.jpg

手入れが行き届いた庭が美しかった。

IMG_3186.jpg

ここは蹴鞠をして遊んでいた場所らしい。
オジサンの説明によると、ルールとして鞠を相手から受けたら必ず3回で蹴り返さなくてはならないらしい。
1回でも2回でも4回でもダメなのだ。

IMG_3187.jpg

庭の向こうに見える建物は地震が発生した時の避難場所らしい。
オジサンの説明によると、時には一ヶ月以上あそこに避難したまま過ごしたこともあるという事だ。
もちろんトイレも風呂も何も無い。
おまけにどう考えてもこっちの方が耐震強度が無さそうだ。
オジサンの説明によると、重い天井の下敷きになって死ぬのだけは嫌だったということらしい。

IMG_3193.jpg

さてツアーも無事終了した。
客は恐らく一人も減ることなく、オジサンの心配は杞憂に終わった。

私は入った時と同じ清所門から御所を出て、再び御苑の散策に戻った。
オジサンの説明によると、御所と御苑は担当する省庁が異なっており、やっぱり仲は悪いそうだ。
そう言えば御苑の中には御所に関する道しるべのようなものは一切おかれていない。
ちなみにホームページには、お互いにお互いの事には一切触れていない。
まるで全然別の施設のようだ。
同じ場所にあるのだから利用者の利便性をもっと考慮すべきだと思うのだが。

私は砂利道を歩いて桜の庭に向かって歩いた。
そう言えばオジサンの説明によると、外国人からの質問で最も多いのが
「なぜ砂利を敷いているんだ?歩きにくいジャマイカ」というものらしい。
オジサンの説明によると、砂利を敷くことによって全体が平らに見えてキレイなのと、雨が降っても汚れないことと、不審者の侵入にいち早く気付く為というのが理由らしい。
歩きにやすさなどは美観や防犯などに比べれば、そのプライオリティは遥かに低かったのだろう。

桜の庭に到着した。
ここからは桜の写真が続く。
本来これだけが目的だったので御所に入れたのは僥倖だった。
ちなみに御所のホームページを見てみると、去年の夏から申し込み手続き不要の参観が通年公開になっているらしい。

IMG_3202.jpg

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IMG_3208.jpg

春の光を浴びた桜は美しかった。
冬の花には冬の陽が、そして春の花にはやはり春の陽が似合うのだ。

取りあえず一通り苑内の散策を終えた私はベンチで少し休憩した。

IMG_3210.jpg

ベンチや原っぱで寝たりのんびりしているのは大体欧米人である。
私などは観光地ではどうしても観光をやり続けなければならないという強迫観念のようなものがある。
じっとベンチに座っていようと思っても、ものの5分もすれば何だか手持ち無沙汰に思えてくるのだ。
しかし彼らはそこで”くつろぐ”ことも観光の一つとしているように見える。
ONとOFFをうまく使い分けているというか、使い慣れている。
何だか日本人と欧米人の生活における仕事への向き合い方の違いがそこに見えてくるようだ。
どちらが良いのか悪いのか、そしてその違いは文化によるものなのか、それとも性質なのかは私には分からない。
でもとても興味深く感じたのは事実である。
その辺りの説明を機会があれば今度おじさんに訊いてみたいものだ。
……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。
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