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Operaベルニーニ、桜を求めて平安神宮へ。

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

桜の時期は私にとって都合がいい。
外に出る目的が見つかるのでリハビリを行いやすいからだ。
日本に桜があって良かった。
ふと「花見文化の無い国の人たちは一体どう過ごしているのだろう」という疑問が湧いた。
やっぱりロシア人はウォッカを飲むしかなくて、オーストラリア人はただ外を走り回っているだけなのだろうか?
そう考えると、季節の移り変わりに何らかの意味づけをして、それを国民が共に楽しめる行事として残していくことの意義は大きい。
誰かが言っていた「文明とは積み上げることだ」と。
という訳で、今回は日本人が独自に積み上げてきた文化の象徴「神社」に行ってきた。

平安神宮である。
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この日は本殿の奥で結婚式が執り行われていた。
(真ん中にでんと建っている重要文化財の更に奥)

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参拝者全員の視線を独り占め、いや二人占めにしていた。
信仰心は横においてとりあえず小さな教会でというパターンが多い昨今、日本独自の文化を世界に広く知らしめ、更にはその継承に大いに役立っていると思った。

この日私は初めて平安神宮の周囲を取り巻く神苑、つまり庭に立ち入った。
入場料600円をとられるのだが、私はいきなり目の前に現れるその名も”八重紅枝垂桜(やえべにしだれざくら)”というまるで桜の大元締めみたいな桜にいきなり度肝を抜かれることになったのだ。
とにかく紅くてふっさふさだった。

IMG_3089.jpg

神苑で感銘を受けたのはふっさふさの桜だけではない。
ここではあらゆる植物に札が付けられていた。
名前だけではなく、ご丁寧にその植物が引用されている日本中世の書物や歌のことまでが記されていた。
庭を持つ神社はぜひ見習ってほしい。

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昔の貴族は割と分かり易い桜だけではなく、その辺に生えている只の草にまで何かしらの情を見出していたのだ。
(他にも杉苔やつゆ草など)
好奇心の強い人が”暇”であるという状態は、文化貢献に対して重要なのかもしれない。

八重紅枝垂桜はどこまでも続く。

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池に出てきたところで私はある事に気が付いた。
やっぱりここでも中国語がよく耳に入ってくるのだが、不思議な事にみんな静かなのである。
もう一度言うが、中国人観光客が静かだったのである。
だれもはしゃいでいない。
このような光景を私は初めて目にしたような気がする。
流石に平安神宮の神苑。
やはり神聖な何かを感じるのだろうか?

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そんな中でアオサギは魚の息の根を止めようと必死だった。
ある意味神聖である。

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やがて池にかかる長い橋が見えてきた。

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橋からの景色もまた美しかった。
これこそ積み重ねの結果なのだろう。

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そんな中でやっぱり鴨は浮かんでいた。
多分、アオサギも鴨も草も苔も桜も、更に息の根を止められかけている魚も含めての神苑なのだろう。

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神苑を時計回りに進み、東側から退出した。
騙された気で払った600円だったが、結果それ以上の価値を感じた。
(でも700円なら入っていなかったかもしれない。運営側も落としどころをわきまえているようだ)

IMG_3129.jpg

ベルニーニは無事だった。
私はそのまま岡崎疎水の方向に走った。

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遊覧船が水面をすべる姿を桜越しに眺めた。

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そして見送った。
その後を追うように桜の花びらがほんの少し舞い散った。

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少しだけブルーになった。
もともとブルーなので、更に濃くなった。

帰路、家の近所の図書館のそばにある公園に寄った。
名前も知らない公園だが桜が綺麗に咲いていた。
その根元には散った花びらが。

IMG_3135.jpg

たとえ神苑で咲いていようとも名前も知らない近所の公園で咲いていようとも、やっぱり桜は桜の運命から逃れられない。
咲いて散るのだ。
私はベルニーニで桜並木をゆっくりと走った。
……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。
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559:管理人のみ閲覧できます by on 2017/04/15 at 01:49:30

このコメントは管理人のみ閲覧できます

560:Re: タイトルなし by オペラ on 2017/04/15 at 14:00:54

> コメント有難うございます。
実はまだほかにもいくつか訪れた桜の名所があるのですが、ブログの方が追いついていません。
順次挙げていくつもりですので、暫くは桜専門ブログのようになるかもしれませんが、気に入って頂ければ幸いです。
桜の散るのは寂しさも感じますが清々しくもありますね。
これまで私は桜は全て残心なく散っているように見えていたのですが、今回の記事を書いていて、中には恐らく諦めきれずに踏ん張っている枝もあるのではないか?と思うようになりました。
そしてそんな諦めの悪い枝に諦観を促す手伝いをしているのが雨と風で、やっぱり桜でさえも捨て去るのには他の助けを必要としているんだなと思えたのです。
そう考えると、桜に対し更なる共感と奥深さを抱くことが出来ました。

京都に来られるのですね。
京都はいつどこに行ってもそれ相応の見所があるので選択に迷いますが、とりあえずは有名どころから攻略するのがいいかもしれませんね。
学問に正道(学ぶ順序)があるように、京都を知るにもまずはオーソドックスな所から始めた方が理解が深まって楽しみも長続きするような気がします。
でも計画を練るのも旅行の楽しみの一つなので、色々迷われるのもいいかもしれません。
その時、私のブログが桜にとっての雨風のように、決断の一助となれるのであればブログ冥利に尽きるというものです。
まあ、焦らなくても京都は逃げませんので楽しんでゆっくりと『上洛』を検討されるのが良いと思います。

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