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Operaベルニーニ、桜を求めて哲学の道へ。

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

曇っている。
いや私の目ではない。もちろん心でも(自信はないが)。
空の方だ。
今にも雨が降りだしそうな嫌な天気である。
バスで行こうか?
いや、中国語と韓国語がサラウンドで響く中、すし詰めの車中で身の置き所も無く揺られている自分の姿を想像すると憂鬱になる(ただでさえ鬱なのに)。
あまり信用していない某Yahoo天気予報によると今日は一日中曇りらしい。
つまり雨は降らない、と彼は言っているのだ。
前回一度チャンスを与えて見事それに応えた実績を信じ、私は今回再び彼の予報に乗ることにした。
また裏切られたら今度こそ某Yahoo知恵袋にでも相談することにしよう。
という訳で、私は実に久しぶりにベルニーニを駆ることになった。
(最近何かと久しぶりの事が多い)

割と軽快に走る事が出来たのだが、市内の交通量の多さと信号の多さにうんざりし、危うく京都御苑で妥協するところだった。
しかし何とか初志貫徹し、無事に哲学の道近辺に到着した。
風が強かったので花が落ちてしまっていないか心配だったのだがそれは杞憂だった。
桜も、そしてそれ以上に人も満開だ。

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晴れていればもっと綺麗だったはずなのに。
曇っているのが残念で仕方がない。

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さて、いよいよ哲学の道に入った。

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ただの立て札に足を絡ませながら抱き付いて歓喜している中国人のおばさんがいた。
まるでディズニーランドでミッキーマウスに遭遇したような喜び方だった。
この人がもし本当にディズニーランドでミッキーマウスに遭遇したら一体どうなるんだろう?
しかし観光地で出会う中国人は皆元気で楽しそうだ。
彼らの行動はほとんど見習ってはいけない事だらけなのだが、唯一見習えるのがこの「全力でその時を楽しむ」という姿勢である。

桜が咲いている。
中国人も咲いていた。

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パフォーマーが水晶の玉を操っていた。
まるで空中に浮遊して漂っている水晶玉を手でなぞっているように見える。
最初は1個、そして最終的には4個の水晶玉が、彼の手から肩へそしてその逆を、まるで自らの意志で這うように移動していく。
彼の周りは主に日本人と欧米人観光客が囲んでいた。(こういう類のものに中韓はあまり興味がないようだ)
それまでパフォーマーの横にじっと座って水晶玉に魅入られていた一人の少女が、ママに促されてコインをざるに入れた。

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他の欧米人も続いて次々とコインを入れていく。
「日本人の方もお願いしまーす」とパフォーマーがうつむいたまま言った。
でも誰も入れなかった。(私はお金自体をその時持っていなかった)
感動に対してきちんとその対価を支払う。
どうやら欧米人はそういうシステムに慣れているようだ。
少しだけ感心した。
日本にも托鉢という似たようなシステムがあるが、あれはむしろ自分の徳の為に僧に施しを行うものだ。
決して僧に感動している訳ではない。

そんな中、恐らく中国人なのだと思うが哲学の道で三点倒立を強行していた。
「一体何をやっているんだお前は!」この時の私の正直な感想である。
桜色のスパッツを履いて桜と同化したかったのだろうか?
彼女はそのまま30秒ほど倒立姿勢を保っていた。
いつどこからどうやって現れたのか?謎である。

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気を取り直して散策を続けた。

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桜にはやっぱりスパッツよりも着物だろう。
ようやく日本に帰ってきたような気がした。

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鴨が泳いでいた。
こいつらは水が流れている所にはかなり高い確率で存在している。
それも主に観光地に。
鴨は鴨で色々思うところがあるのだろう。

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そしてこいつらも鴨と同じだ。やっぱりどこにでもいる。
どうやらこいつらはここでは哲学の猫と呼ばれているらしい。
しかしマルマルとよく太っている。
一体何が哲学なのか?

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哲学とは関係なく桜の道は続いていく。

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右下の女性が桜ではなく鳩を写真に撮っていた。
その辺の児童公園とかでよくたむろっているあの至って普通の鳩をだ。
なにか哲学を感じる。

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桜の花びらが散っている。

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こんなにも美しい花びらを桜はあっさりと捨ててしまう。
そこに逡巡や葛藤など一切存在していないかのように。
人間も桜のようになれたらどんなに楽だろうと思う。

なぜ桜は折角咲かせた美しい花を散らすのか。
恐らく桜には桜の志があるのだろう。
桜は朽ちて土に還るその瞬間まで、美しい花を毎年少しでも多く咲かせなくてはならない。
それが桜の天命ともいえるし、存在理由と言ってもいいかもしれない。
桜はその志のために散る。
桜はその志のために躊躇することなく諦める(捨てる)のである。
なんと気高く美しいその生き様。

これまで桜は桜としてしか見ていなかったが、こういう所にくると少し哲学的になるらしい。
これ以上踏み込むと長くなりそうなので、続きはまた別の機会に譲ろうと思う。

散り落ちた花びらが小川の下流に集まっている。
桜に切り捨てられた美しい命の残滓である。

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「お前、そんなところにもっ!!」

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美しい命の残滓の吹き溜まりには、人の捨てたゴミも溜まっていた。

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桜のように崇高な志を持てない人間。
ならばせめてゴミくらい捨てずに持っていろ。
桜が捨てているものとは余りにも価値が違う。

最後の最後にこのような光景に遭遇し非常に残念だ。
実はこの後、私はそのまま南禅寺まで赴いた。
残念なままでは帰りたくなかったのだ。
という訳で、
……続く。

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