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561:管理人のみ閲覧できます by on 2017/04/18 at 16:59:49

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566:Re: タイトルなし by オペラ on 2017/04/18 at 20:58:10

> コメント有難うございます。
私も無宗教ですが、神様の存在を信じますか?と問われれば”否定はしません”と答えます。
人間がどうしようもない部分が未だに少なからず存在しているのでそこは神の領分としたほうが生きやすくなると思うからです。
それにもし本当にいたら”いません”と言った人間は恐らく地獄行きでしょうから。

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Look595、ながれ橋から天ケ瀬ダムへ。

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

カーテンからこぼれる陽の光がフローリングの床を柔らかく照らしていた。
窓から対面に見えるのぼりをみるとだらしなく垂れていた。
どうやら今日は風の無い暖かい冬の一日になりそうだ。
私は本能的に全裸になった。
肌が直接空気に触れると少しひんやりした。

「薬のお蔭かどうかは知らないがとにかく私は行きたがっているようだ。
 そういえば今日はクリスマス。
 確かキリストが生まれて初めて空飛ぶトナカイを見てサンタの存在を信じた日だったっけ?
 ……まあどうでもいい」
私はそんな事を考えながらLOOK595のタイヤに空気を注入した。
頭の中には、これから向かう予定のコースが描かれていた。

「ダムだな。
 やっぱりクリスマスといえばダムだろう……知らないが。
 とにかく私はダムを目指す」
私は、恐らく今年もサンタにしばかれながらこき使われた不幸なトナカイに哀悼の意を捧げつつ、しずかにペダルを回し始めた。

かなり端折ってながれ橋である。
P1010001_20161225170134fce.jpg

今日は好天に恵まれ、自転車道にはローディーがうようよしていた。
最近女性もよく見かける。
タイムトライアル用のハンドルに肘を置いてエアロポジションで駆け抜けていった戦国武将のようないかつい顔の女性ともすれ違った。

あぁ、なんて気持ちの良い景色。
緩やかな稜線に向かって弧を描いて延びる自転車道の上を、細切れの白い雲がゆっくりと流れていく。
P1010002_20161225170135ac4.jpg

ながれ橋を過ぎてしばらく行った所で少し休憩した。
ながれ橋の休憩所は人が多すぎて居場所が無かったのだ。
よく見ると猫がいる。
ちゃんと休憩所で休憩しているところをみると、こいつは分かっている猫だと思った。
P1010003.jpg

どうやら日向ぼっこをしているようだ。
丸々と太っていた。
とても野良猫とは思えない。
誰かのやっかいになっているのだろうか?
P1010005_20161225170139bc7.jpg

猫は私が近づくと逃げていった。
やはり分かっている猫だった。

更にしばらく行くと、やがて山城大橋に出た。
あの意味の無い赤いアーチがこの橋の特徴である。
ながれ橋といいこの橋といい、この辺りの橋は何か一つ特徴を持たさなければならない規則でもあるのだろうか?
P1010006_2016122517013206d.jpg

さすがに寒風吹きすさぶ橋の上を通り、その後ずっと登りが続く狭くて交通量の多い、要は自転車乗りにとって最悪の道を走った。
トラックが水をぶちまけながら走っていた。
「晴れてるのにタイヤが濡れる」
最悪である。

下りに入ったところで再び休憩した。
P1010008_20161225170149215.jpg

突き当りを左に曲がると宇治川の渓谷に沿って走る峠道に出る。
この川がやがて淀川となり、そして大阪湾へと繋がるのだ。
P1010009_20161225170150af9.jpg

この辺りは登り下りが微妙に連続しているので、走っていると今どっちなのか分からなくなったりする。
P1010012_201612251701527fc.jpg

P1010014_20161225170153445.jpg

そして到着。
天ケ瀬ダムである。
「寒い、汗が乾いてとにかく寒い」
ダムに見入っている場合では無かった。
P1010016_2016122517014896b.jpg

ここからは宇治の平等院に向かって緩やかな下りが続くのだが、道路を横切る眠気防止の段差も続くのである。
ハンドルが激しく揺さぶられ、本来気持ちの良い緩やかな下りは地獄のアトラクションへと変容する。
「昔はこんなの無かったのに」
哀しい現実である。

平等院横を通り過ぎ、無事宇治市街へ入った後はいつも適当に走る。
そしていつも迷う。
「ここは、どこだ!!」
P1010020_2016122517020117b.jpg

ようやく一号線に出たのは良かったのだが、しばらく何故か大阪方面に向かって走っていた。
気付いたのは大きな交差点に架かっていた道路標識をみた時だった。
動物には帰巣本能などというものが備わっていると聞くが、どうやら私は持っていないようだ。
それともただ帰りたくなかったからなのか?

それからすぐに踵を返し、京都方面に向かって一号線を北上した。
しかし南北の違いくらいは分かっても良さそうなのに、何故?

京都市街に入ると交通との闘いである。
車に後ろから追い越されるときの恐怖、
排気ガスを吸い込む不快な感じ、
そして信号、また信号。

でもロードバイクを駆る心地よさがそれら全てを消し去ってくれる。
無事帰宅してその道程を思い返すと、結局気持ちの良いサイクリングだったという事になるのだ。
熱いシャワー、そしてソファーでふかすタバコと体に浸みわたるアイスコーヒー。

結論。
サンタもキリストも要らない。
もちろんトナカイも。

……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。
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561:管理人のみ閲覧できます by on 2017/04/18 at 16:59:49

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566:Re: タイトルなし by オペラ on 2017/04/18 at 20:58:10

> コメント有難うございます。
私も無宗教ですが、神様の存在を信じますか?と問われれば”否定はしません”と答えます。
人間がどうしようもない部分が未だに少なからず存在しているのでそこは神の領分としたほうが生きやすくなると思うからです。
それにもし本当にいたら”いません”と言った人間は恐らく地獄行きでしょうから。

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