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Operaベルニーニ、朝の嵐山でカメラおやじ三人衆に出会う。

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

やっぱり眠れないある日の事です。
眠剤を飲んだのが0時ころ、ようやくウトウトし始めたのが4時ころ、そして為す術無く起き上がったのが7時ころ。

「もうどうしようもないな、これは」

私は恐らく空気入れしなくてもまだそのまま乗れるだろうと思われるベルニーニを伴い、薄日の射す玄関の向こう側へ飛び出しました。

冷え切った朝の空気に顔面を切り刻まれながらも無心に桂川を北上する私。
それでもやっぱり途中何度か戻ろうかどうしようかと迷いつつ、自分でも何故この時間にここにいるのだろうと自問を繰り返しているうちにある場所に到着しました。

嵐山、渡月橋。

IMG_2451.jpg

まだ人の気配が少ない嵐山。
朝の嵐山。
一体いつ以来だろう?この時間にここにいるのは?
確か前回も同じように眠れない夜を過ごした朝だったような気がする。

IMG_2452.jpg

「何となくルイガノ号やLook595よりも、Operaベルニーニの方がこの景色に合っているような気がする。
 不憫な奴だと思っていたが、今後はもっと活躍の場を与えてやらなければ」
そんな事をこの時は微塵も思っていませんでしたが、今そう思いました。

IMG_2453.jpg

IMG_2455.jpg

暫くすると人がどこからともなく湧いてきました。
まあ私もその一部なのですが。

IMG_2457.jpg

それは紅葉する嵐山を背景に渡月橋を撮っていた時の出来事です。

IMG_2458.jpg

「おにいさーん、ちょっとそこどいてもらえる」
背後から声が聞こえました。

振り返るとそこには三脚を立ててデカいレンズを同じ方向に向けるオジサン三人組の姿が。

どうやら私は知らないうちに彼らが捉えている画の中に入っていたようです。

「あっ、すいません」
私は暫く違う場所から風景を撮っていたのですが、さっきの大げさな装備のオジサン三人組が一体どんな絵を切り取っているのかに興味が湧いてきました。

気配を殺して近づいていったつもりだったのですが、その内の一人から声をかけられました。
「雲がねぇ~、もう少しなけりゃねぇ~」

とりあえず同調する私。
「今日曇ってますからね」

それから問答が始まりました。

「どう撮るのがベストですか?」
「右の松あるでしょ。あれを少し入れて、嵐山が日の光に照らされた瞬間を撮るのよ」
「ほう、松が必要ですか?」
「必要だね。ところでお兄さんどこから来てんの?」
「地元です」
「えっ、そうなの。僕ら静岡から来てんのよ。明日大阪城、明後日は姫路城。車で行くのよ」

(なんだろうこの違和感は。静岡の人に嵐山の切り取り方を教えてもらっている俺がいる)

「僕半年ほど前に姫路城行きましたよ。めっちゃ白かったです」
「いや、もうそんなに白くないでしょ」
「白かったですよ、マジで」
「いやいや、もう煤けてるって」
「そ、そうですね」

(どうやら少し煤けた感じの姫路城希望の人らしかったので、今は確実に煤けているという事で折れた)

その後も話は続き、オジサンは自分のカメラに納まっている富士山ごしのスーパームーンの写真とか、これまで撮りためた名所旧跡の写真なんかを大量に見せてくれました。
でもデジカメの液晶をそれも逆光で見せられていたので、私は写真の90%を自分の想像力に頼って脳内で再現する必要がありました。

三人衆が写真を撮り始めたので、私もオジサンのアドバイスに従って横で一枚撮ってみました。

IMG_2473.jpg

「ダメだよ。太陽が雲から全部出てる瞬間を狙って撮らなきゃ。ほらっ今!!」

オジサンは気合いの一声を発するや否や、突如としてシャッターを乱れ打ちました。
私も一瞬オジサンから遅れたものの、続けて一枚。

IMG_2471.jpg

「惜しいねぇ。悪くはないけどさっきのタイミング逃したのは残念だったねー」
ほんの数秒の違いなのですが、私が撮った時には僅かに雲が太陽をかすめていたようです。

「雲がねぇ。雲さえなけりゃねえ」と何故か納得したように呟くオジサン。

「天気予報では今日曇りらしいですよ」
「……」無言のオジサン。
「雲多いですもんね」
「……」再び無言のオジサン。

(真っ白の姫路城を許容できないのと同じで、この日が曇りであるという天気予報も許容したくないんだ)

カメラおやじの気持ちを何となく汲み取れたような気がした私は、それ以上今日の天気に触れることはしませんでした。

「それじゃ僕行きますんで。いい写真いっぱい撮ってください」
「うん」

想定以上に嵐山に長居してしまいました。体が冷え切りました。
理由はカメラ旅を楽しむ(恐らく定年後)仲良しおやじ三人衆との遭遇です。

でもまあ、趣味を楽しんでいる人との遭遇で良かった。

少し心が軽くなった帰り道でした。

IMG_2478.jpg


……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。

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