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535:管理人のみ閲覧できます by on 2016/10/13 at 19:44:38

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536:Re: タイトルなし by オペラ on 2016/10/13 at 20:30:27

まさかこんなブログが人の役に立っていようとは……驚いています。
こっちからすると只の一枚ですが、旅行者にとっては貴重な旅の思い出となるかもしれないと思うと、託されたカメラの重みも全然違ってきますね。
実は私は今までそこまで深く考えていませんでしたが、これからはもっと相手の立場に立って考えないといけないなと思いました。
こちらこそ有難うございます。
また気力が湧けば名跡、景勝の地を探してみようと思います。


537:管理人のみ閲覧できます by on 2016/10/14 at 16:18:19

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538:Re: タイトルなし by オペラ on 2016/10/14 at 20:50:57

お気遣いいただきありがとうございます。
これからも気楽に続けていけたらいいなと思っています。
いつも思いの半分も表現できない事にイライラして書いているのが実情です。
いつか書くことに心地よさを覚えるその日が来ることを願って。

539:管理人のみ閲覧できます by on 2016/11/07 at 12:19:58

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540:Re: タイトルなし by オペラ on 2016/11/07 at 18:24:14

励ましのお言葉、有難うございます。
最近ずっと波の下弦にいるようで中々行動が起こせずにいますが、それでも何度か外出して撮った写真があります。
そろそろブログにアップしたいと思っていますが、いつも先送りになります。
はやく徒歩や電車ではなくロードバイクに乗れるほどの活力を取り戻したい今日この頃です。

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2016初秋の京都大原三千院。

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

何か月ぶりだろう、ドライブなんて。

常日頃から駐車場でほぼオブジェと化していた愛車の不遇を慮ってきた私。
何とかして彼に活躍の機会を与えてやれないものだろうか?
いきなり広島でも行ってやろうか?
おい、俺をどっかに連れていってくれ!
このままでは俺とお前、共倒れの可能性が否めない。
心に刺激を、エンジンにスパークを。
遠く離れていく現実に、この足で、そのタイヤで、少しでも追いついていこうジャマイカ。

という訳で、間違いなく世間一般において理解不能であろう無言の会話の結果、我々は以下の条件において結論へと至りました。
(車にとって)近場で、かつお金がかからず、更に今まで行ったことの無い場所。

よし、大原三千院だ。

一時間近くかかりました。同じ市内なのに。
道は狭いし一通も信号も人も多いし、とにかく京都は車で走るのが嫌になる街です。

駐車場は3時間300円でした。但し1kmほど歩きます。

ようやく雰囲気がそれらしくなってきました。

IMG_1901.jpg

IMG_1908.jpg

入場するといきなり靴を脱いでお堂に上がります。
昼間でもうす暗い日本家屋の中で、私はある本を思い出しました。

谷崎潤一郎のエッセイ集、『陰翳礼賛』です。

谷崎はここで日本の様式美における陰翳の果たす役割を、西洋との違いに着目して説明しています。

螺鈿や蒔絵が施された豪奢な漆器、派手で美しい衣裳で舞う能や歌舞伎。
これらは何故あれほどまでに煌びやかなのか?
もしかすると本来これらは、日本家屋に宿る陰翳の中において観賞するべく作られたものなのでは?
要するに、現在の照明ではあまりにも明るすぎるのだ。
また、仏像や能面などは造形はシンプルであるが、そこに宿る陰翳という意味においては同様であろう。
基本的に窓が無い日本家屋において、採光の手段としては障子を通して入る柔らかい光が全てなのであって、窓を有する西洋家屋で観賞する美術とは陰翳に対する考え方が根本的に異なっているのだ。

なるほど、そう言われればそうだ。
確かに仏像はいつも暗くて細部が良く見えないような場所にあることで、神々しさが増しているような気がする。
更には観る時間帯や角度によっても常に陰翳は変化し、同じ像の中にいくつもの異なった姿を垣間見せてくれる。
……ような気がする。

そういう意味で言うと、天日の下で野ざらしの鎌倉の大仏や牛久大仏なぞは邪道なのだろうか?
それともそういう状況に適応した形で建造されているのだろうか?
或いは夕暮れから夜にかけて天然の闇をまとった時にその真価を垣間見ることが出来る仕組みなのか?

ちょっと待て、では金閣寺は?
考えてみると、あれほど派手な建物はまあ無いだろう。漆器の螺鈿や蒔絵どころの話ではない。
という事は、金閣こそ夜に観るものではないのか?
例えば満月の夜、柔らかい月明かりとその光を反射する池の前であの金ぴかの建物は一体どんな姿を我々に見せるのだろうか?
三島由紀夫の『金閣寺』においても、夜の金閣で全ては起こり、また結ばれた。

一度夜の金閣寺を観てみたい。

という事を考えながらお堂の中を進むと、目の前に突然、まるで額に嵌まった絵画のような日本庭園が現れました。

IMG_1910.jpg

縁側に座ってしばらく呆然としていました。
暗い陰翳の世界から、その対極にある陽光の世界を観ているのだという気がしました。

IMG_1911.jpg

お堂を出ると、青々とした楓の参道が続いていました。
紅葉したら間違いなく綺麗じゃないか、これは。
その時にはまた観に来よう。

IMG_1920.jpg

IMG_1921.jpg

錦鯉も多分暗い池に居るからこそ価値があるのであって、これがもし明るいトロピカルな南洋の海なら恐らくただの熱帯魚の一種としてしか見られていなかったのかもしれない。

IMG_1923.jpg

苔が綺麗だ。
目が癒される。

IMG_1926.jpg

IMG_1930.jpg

休憩所で金箔入りのシソ昆布茶が振る舞われていました。
恐ろしくおいしかったです。

ただし飲み切るまでお茶を販売しているおばちゃんの熱烈な販売勧誘に耐えなければなりませんでした。
お茶が異常に熱かったのはその時間稼ぎの為なのでしょうか?

IMG_1931.jpg

IMG_1938.jpg

途中喫煙エリアがありました。
金属の灰皿はいただけませんでしたが、雰囲気はプチ庭園の様で風情がありました。

IMG_1941.jpg

大きな土産物屋が道の一方に軒を連ねています。
どっかで見たことがあるなと不思議な既視感を感じていたのですが、今思い出しました。
江戸時代の京都が舞台のゲーム『龍が如く。維新』です。
そうか、あの茶屋が一杯並んでいた町はずれの通りはここだったか。
多分間違いない。

そう思って改めて見直すと、江戸時代そのままの雰囲気が漂っているような気がして少し嬉しくなりました。

IMG_1943.jpg

IMG_1944.jpg

中に見事な庭園があるらしいのですが、入場料を別途とられるということでまた今度来たときに入ることにしました。

IMG_1946.jpg

IMG_1947.jpg

ここも一緒です。

IMG_1949.jpg

三千院入り口付近まで降りて、今度は逆回りに歩きました。

IMG_1950.jpg

「おかえりーー」
いきなり漬物屋のオジサンに声をかけられました。
身内と間違われたのかと思いましたが、どうやらお参りから帰ってきた参拝客に親しみを込めてそう声掛けしているようでした。

「あっち観ました?」
「え?」
「ちょっと寄って見ていってください。綺麗やから」
「は、はぁ」

私はおじさんの指さす方向に通りを逸れて登っていきました。

そこにはコスモス畑と、緩やかな山の稜線から沸き立つように広がる大空がありました。

IMG_1954.jpg

街中では決して見ることの無い、何物にも遮られていない空。
漬物屋のおじさん、グッジョブ。

IMG_1959.jpg

紅葉の頃、また来よう。
ここにはまだ何か発見できるものがありそうだ。

交通の不便さから観光地としてはまださほど外国人の進出を許していないここ大原。
しかし中国人だけは別格です。
参道で大きな声を出して仲間を呼ぶ中国人観光客とすれ違いました。
相変わらずいつも元気そうだ。
元気なのはいいが、もう少しボリューム落とせるだろ、絶対。

ま、それはそれとして、ここ大原は「日本人が本気で自然に手を入れたらこうなる」というお手本のような美を有しています。
門に至るまでの街並みや、庭園の作り、苔と杉の調和、更には小川や池やそこに架かる橋に至るまで、とにかく徹底的に日本様式の美が追求されています。
それもただ目に入る視覚的なものだけではなく、川のせせらぎや葉の擦れる音など、聴覚的要素も組み入れられているように思えます。

まさに歩いているだけで心に強い刺激を与えてくれる場所だと思います。


帰りの車の中でふと思いました。
そういえば現実を追って愛車とここまでやって来たのだが、結局更に現実から離れたような気がするのは気のせいだろうか?

……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。

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535:管理人のみ閲覧できます by on 2016/10/13 at 19:44:38

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536:Re: タイトルなし by オペラ on 2016/10/13 at 20:30:27

まさかこんなブログが人の役に立っていようとは……驚いています。
こっちからすると只の一枚ですが、旅行者にとっては貴重な旅の思い出となるかもしれないと思うと、託されたカメラの重みも全然違ってきますね。
実は私は今までそこまで深く考えていませんでしたが、これからはもっと相手の立場に立って考えないといけないなと思いました。
こちらこそ有難うございます。
また気力が湧けば名跡、景勝の地を探してみようと思います。


537:管理人のみ閲覧できます by on 2016/10/14 at 16:18:19

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538:Re: タイトルなし by オペラ on 2016/10/14 at 20:50:57

お気遣いいただきありがとうございます。
これからも気楽に続けていけたらいいなと思っています。
いつも思いの半分も表現できない事にイライラして書いているのが実情です。
いつか書くことに心地よさを覚えるその日が来ることを願って。

539:管理人のみ閲覧できます by on 2016/11/07 at 12:19:58

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540:Re: タイトルなし by オペラ on 2016/11/07 at 18:24:14

励ましのお言葉、有難うございます。
最近ずっと波の下弦にいるようで中々行動が起こせずにいますが、それでも何度か外出して撮った写真があります。
そろそろブログにアップしたいと思っていますが、いつも先送りになります。
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