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シン・ゴジラを観て。

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

前売り券を買ってまで期待していたシン・ゴジラを観てきました。
ネタバレ有りなのでこれからという方は”戻る”ボタンを!

本作はエヴァンゲリオンの庵野監督によって、ゴジラの原点回帰を意識して製作されたゴジラです。

私は以前観たハリウッド版Godzillaとの違いがどう演出されるのだろうか?
また、桁違いの予算で製作されたハリウッド版に著しく見劣りしてしまわないだろうか?
などと、少なくない懸念を抱きながら、ある種の覚悟を決めて座席に着いたのでした。

そして結論から言うと、もちろん完ぺきではありませんが、
「そう、これがオリジナルだ!
 これが日本のゴジラでり、日本人にしか正しく理解できないゴジラなのだ!」

素直にそう感じました。

欧米では、いや日本以外の国においてゴジラとは”King of Monsters (怪獣の王)”ですが、
やはり日本人的には、というか少なくとも私的には”God of the Destruction(破壊の神)”なのです。

その表現の違いには明確な一線が引かれてあり、まさに似て非なるもの、決して同一線上に置いてはならない存在なのです。

そう、凶悪な只の巨大生物ではなく、『荒ぶる神』がやっと帰ってきたのです。
この映画を観て、私はそんな思いを抱きました。


さて、存在におけるゴジラはともかく、原点回帰を目指して製作された本作はかなり強めの政治的メッセージが込められていたように思います。

例えば、
1.ゴジラを自衛隊が攻撃するにあたって、政府内で憲法を巡ってその是非が議論されるシーン。

 「我が国が自主防衛可能なのは、国或いは国に準ずる何かに対してのみであって、ゴジラは国ではありません」
 これは日本の首都東京が破壊され尽くしている光景を目の当たりにしてのやりとりです。
 結局首相の英断で攻撃が許可されます。

2.自衛隊がゴジラに全く歯が立たなかった後の展開

 日米安保を適用して米軍に支援を要請するものの、やはり米軍も歯が立たず、結局国連安保理決議により国連軍が組織されます。
 そして日本は以下を求められます。
  
 ①日本軍は国連軍(すなわち米軍)の指揮下に入り、その指示に従う事。
 すなわち自主防衛という主権を奪われるわけです → 朝鮮戦争の韓国と同じ。

 ②ゴジラに核爆弾を落とすから住民を二週間以内に非難させること。
 米側の言い訳として、放置すれば13パーセントの確率でアメリカに上陸する恐れがある事。
 そして、もしそこが東京ではなくニューヨークだったとしても我々は同じ決断をするだろう → 嘘つけっ!
 
日本政府はこれらに対し、①は所詮アメリカの属国日本としては仕方がないと諦め従うとしても、②についてはまず住民避難自体が二週間では不可能であるとし、国連常任理事国の一つフランスに安保理に対し期限を延長してもらえるよう働きかけます。

核分裂をエネルギー源とし、ほぼ不死身の肉体を持つゴジラ。
唯一その動きを止められる手段として、政府は細胞膜を絶対零度近くまで冷却するちょっとよく分からない夢のような薬品の開発を急ぎます。

結局二週間には間に合いませんでしたが、フランスのお蔭で期限が24時間延長されたこともあり、自衛隊はぎりぎり何とかゴジラの動きを止めることに成功しました。

(この後、日本の首相は自室で満足げにふんぞり返って座っているフランスの駐日大使に対し、目の前で直立の姿勢をとり深々と頭をたれます。その構図は、酷く情けない光景に見えました。)



動きが止まったその刹那、核分裂によって紅く燃えたぎっていたゴジラの体は瞬時に真っ黒に変容し、まるで時間が止まったかのように海辺に直立の姿勢のまま硬化します。

最後、カメラがゴジラにズームアップしていくと、トレードマークともいえるケロイド状の皮膚の細部が明らかになっていきます。

それは衝撃の光景でした。

ケロイドの一つ一つは、原爆によって焼かれもがき苦しんだ姿のまま黒く炭化した人間の姿だったのです。

荒ぶる神『ゴジラ』
それは、原爆で焼き殺された人々の魂の集合体。
それは、今の日本を嘆いて暴れる未だ癒されない人々の叫び。

私はこの映画のゴジラという存在は、自分では何も決められず、主権すら放棄し、世界の少数の国が作ったルールの中で息を殺して生き続ける宿命を自らに課した、そのような最早誇りすら失ってしまった国に対する荒ぶる神からの問題提起そのものだと思いました。

最後のシーンは、これまで経験したことの無いような感情を私に呼び起しました。


その他:
 CGはすごくよく出来ていたと思います。
 それと撮影手法が斬新に思えました。
 庵野監督だからでしょうか、まるでアニメのような撮影アングルとカット割りが随所に効果的に用いられていました。
 あとセリフのテンポがとにかく速い。
 ついていくのがやっとでした。
 
 ちなみにゴジラは本作で何段階かに進化してその姿態を大きく変えていきます。
 最終形態はきちんと直立して海から上陸してきますし、疲れて眠ることもありません。(ハリウッド版とは違って)

 あと驚いたのが、口からはく熱線です。
 まるでナウシカの巨神兵のような、ラピュタのインドラの矢のような、爆裂する放射性レーザービームです。
 口からだけではなく全身からそれらを放ち、街をそして空を圧倒的な破壊力で制圧していました。

 間違いなく歴代最強のゴジラでしょう。

 他にも書きたい事は一杯あるのですが、キリが無いのでとりあえず以上という事で。


ここまで内容を言ってしまって何ですが、観ていない人は是非観ることをお奨めします。

PS. 私の斜め前で終焉後に小さく拍手していたおばさん、私も同じ気持ちでした。

……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。

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