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ある日のジョギングにて。鴨と少年。

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

ジョギング中に通る小汚い普通のドブ川。

考えてみると、何故かそこではこれまで様々な出会いがありました。

水の流れる場所に草木が根付き、そこに昆虫や魚、更には鴨やサギなどの鳥が集い、そしてそれらを愛でる人々の足がごく自然にそこへ向かう。

そんな生き物達の交流の場、通称ドブ川で、私は今日こんな光景に遭遇しました。

川べりに立てたイーゼルに向かって絵を描いている少年(小学生)。

「何だあいつは?夏休みの宿題にしては大げさすぎるだろ。
 まるでプロの画家みたいじゃないか!
 一体何を書いているんだ、こんなドブ川をみながら?」

私は通りがかりにその少年ごしに絵を覗きこみました。
少年は鉛筆で下絵を描いている途中で、その時は背景となるドブ川の描写中でした。
更によく見ると、画用紙の真ん中には恐らくこの絵の主題となる鴨の親子の、およそ画用紙の半分を占める巨大なシルエットが堂々と描かれていました。

「夏休みの宿題にドブ川に浮かぶ子連れの鴨の絵か。
 それもイーゼルまで出して完全本気モードで。
 中々凡人には理解しがたいセンスだが、意外と将来有名な画家になったりして。
 そもそもシルエットだけで一応鴨だと分かったし」
 
私は彼が描こうとした鴨の親子の姿をドブ川に求めましたが、その姿を見つけることは出来ませんでした。

想像だけで描いているのか?

とりあえず私はそのハイソな少年に心の中でエールを送りながら、その場を立ち去りました。

それからドブ川沿いに100mほど進んだ頃でしょうか、私は川べりに浮かぶ子連れの鴨を見つけました。

その時、私は何となく気が付きました。

「そうか、こいつら、移動してここまで来ちまったのか……。
 多分、こいつらがあの画用紙に目いっぱい描かれていた鴨達だ」

恐らく、当初少年はイーゼルを鴨を正面にして設置し、絵を描き始めたのでしょう。
そしてようやく鴨のシルエットを描き終えたところで、こいつらが移動して見えなくなってしまったと。

鴨もまさか自分が小学生の夏休みの宿題のテーマにされているなんて想像だにしていなかったとはいえ、もう少し場の雰囲気を感じ取れなかったのでしょうか?

そもそも鴨にそこまで要求することは酷なのでしょうか?

……

心配だ。
彼らは明日、再び会いまみえる事が出来るのでしょうか?
果たして彼の絵は完成の日の目を見ることが出来るのでしょうか?

彼と鴨の親子の奇跡の邂逅が再び起こることを祈って、
そして、彼の本気モードの絵が無事完成することを願って、
私は再び走り始めました。

……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。

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