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ある日のジョギングにて。人類対魚類の決戦。

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

昨夜はとうとう朝まで眠れなかった。
睡眠剤で体はだるくなっていくものの、何故だか頭の方は逆に冴えていき、外が明るくなる頃には最早これまでと覚悟を決め、今日は夜まで何とか眠らずに過ごそうと思ったのが最後の記憶で、気が付くと昼過ぎだった。
最悪の展開である。

私は思った。
本来人間とは夜行性の動物なのではないだろうか?
それがいつからか火を自由に使えるようになったことで夜に外敵に襲われる危険が無くなり、徐々に食料を確保しやすい昼間に行動するように変わっていったのではないだろうか?
もしそうならば、今の私の状態は太古の昔に人類が当たり前に営んでいた生活スタイルへの回帰であり、
むしろこれこそ人としてナチュラルな生活のリズムなのではないだろうか?

もし会えるのならその辺を一度詳しく聞いてみたい……原始人に。

そんな事を考えている自分に少なくない危機感を覚え、それを振り払うかのように私はいつものジョギングに出かけた。

いつものドブ川に小学生が釣り糸を垂れているのが見えた。
どうやら巨大な黒い鯉を狙っているらしい。
こんな浅くて汚い川にどうしてこんな巨大な魚が群れで泳いでいるのか理解に苦しむ。
ついでにそれを捕獲しようとする少年についても。

私が少年の背後を通り過ぎようとしたとき、川面で魚の跳ねる音が聞こえた。
バシャッ!
フィッシュオン。

この瞬間、人類と魚類をそれぞれ代表する者同士の壮絶な闘いが始まったのだ。
私は、地球の片隅でひっそりと開始された一大イベントの唯一の目撃者となった。

攻防は一進一退を極めた。
やがて人類代表がやや優位に立った。
リールは徐々に巻き取られ、魚類代表はじりじりと少年の元へと手繰り寄せられていった。

後は引き上げるだけ。
しかしそれは、少年の真下でのたうち回る巨大な鯉が水面を離れ、宙に浮こうとしたその瞬間だった。

バチッ!!

すかさず少年が一言。
「リリー――スッ」

いや違うだろ。ルアーばらされて逃げられただけじゃねーか。
それは人類代表らしからぬ一言に思えた。

それはともかく、私は壮絶なバトルを終えた少年の労をねぎらうためにそれとなく彼に近づいていった。

「デカい鯉やったな」
「いや、あれナマズやで」
「え? あれナマズやったんか」
「そうナマズ。これ見て、ルアーの針折られた」

私の目の前にかざされた二本のうち一本の針がもぎ取られたルアーは、一歩間違えば人類が魚類に負けていたかもしれないバトルの壮絶さを物語っていた。
しかしこれまで鯉だとばかり思っていた魚がまさかナマズだったとは。
確かによく見ると長いヒゲがついているし、口も体もなんとなく横に扁平している。
そう言えばこの川でよく見ている鴨は本当に鴨なのだろうか?
私は自分の認識に懐疑的になっていく自分を感じていた。

少年が再びナマズの群れに向かってルアーを投げ始めた。
今度は直接魚体に針を引っ掛けて釣り上げようという魂胆らしい。

こうして誰も知らない場所で、人類と魚類の雌雄を決する闘いがひっそりと繰り返されているのだ。

「すごいな」
そう一言残し、私は再び走り始めた。

さらば少年。
もし釣り上げても家には持って帰るなよ。
多分お母さんに怒られるだろうから。

ナマズに闘いを挑み続ける少年。
私も挑もう、恐らく今夜も襲ってくる不眠との闘いに。

書いていて自分でも意味が分からなくなってきたので今日はここまでで。

……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。

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