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ある日の形成外科にて……

皆さん、どもども。
うつを背負って人生ヒルクライム中のオペラです。

もう3ヶ月以上経っていると思うのですが、未だに右足の甲の痛みが収まりません。

普通なら病院に行くところでしょう。

では何故お前は病院にも行かずにクダクダ愚痴ってばかりいるのだ?

至極当然の疑問です。

理由を述べるとするならば、それは私本来の面倒くさがりという性格に加えて、その痛みの性質にも大きく依存すると言わざるを得ないでしょう。

右足の甲が痛いのは歩き出しの50歩ほどで、それ以降は歩けば歩くほど痛みは和らぎ、そのうち完全に気配を消してしまいます。

なにしろ毎日ジョギングが出来ているのがその良い証拠です。


しかし流石の私も、3ヶ月経っても綺麗に同じパターンを繰り返すだけのこの所業にいささか業を煮やし始めました。

よし、形成外科でも受診してみるか。


目的の形成外科は以前私がLook595で転倒して肘にヒビを入れた時にお世話になったところです。



相変わらず待合室は明るく清潔感に溢れ、その上オシャレでした。

待合室は患者で埋まっていました。

儲かっているらしいことが雰囲気から何となく窺えます。

この世の中には私のような者がわんさか居るのです。


受付を済ませたのが午前9時過ぎ、にもかかわらず提示された診療時刻は午後でした。

このままここで寝てやろうかとも思いましたが、一度帰宅する事にしました。

大人の対応です。


午後、私はネット経由で診察の進捗を確認し、丁度良い頃合いを見計らってそのオシャレな形成外科に再び赴きました。

待合室の長椅子に座ると、目の前の長椅子に腰かけている中学生くらいの女の子が泣いていました。

どうやら隣に座っている松葉杖を抱えた母親の一言がショックだったようです。

「私、粉砕骨折らしいわ。粉々らしいでぇ~」

今日もええ天気やね、くらいの調子で努めて明るく語り掛ける母親。

多分娘の事を思いやっての事なのでしょうが、娘の方は恐らく”粉砕”の二文字の衝撃がそれらを全て――まさしく――粉砕してしまったのでしょう。

少女にとって、粉砕という言葉の語感はあまりにも強すぎます。
それも母親が放つ言葉としては。

まるで砂のお城が波にさらわれて跡形も無く消え去ってしまったような、彼女にとって取り返しのつかない、もう2度と元に戻らない、絶対に起こってはならないような状況が想起されたのかもしれません。

もうパニックです。そりゃ泣くのも仕方がありません。

松葉杖を抱えて明るく怪我自慢をする母親に対して、母親の余命があと3ヶ月だということをたった今宣告されたかのように動揺を隠せない娘。

家族愛を見せられました。



30分後、ようやく私の番が回ってきました。

「これに着替えて待っていてください、すぐにレントゲンを撮りますから」

看護師の指示通りに着替え終えると、(金持ちの)先生が待つ診察室に案内されました。

「あの、先生、不思議な症状なんですが……」

私はこれまでの経緯と、痛いけど痛くなくなるという特異な症状について説明しました。

「とりあえずレントゲン撮りましょう、そちらへ」


――肘のときと全く同じ対応だ――


レントゲン写真が先生のパソコン上に出来上がるまで一通り触診もされました。

今のところ異常なし。

お互い改めて席に付き、先生がPC画面上にまず私の腰部の骨格を映し出しました。

なぜ腰も撮ったのかというと、

数年前のアホな行動で腰を痛めた経験がある私は、最近仰向けに寝るとやけに腰が痛いという症状に悩まされており、右足のこの不具合ももしかしたら腰から来ているのでは、などという素人的な考えを抱いていたからなのです。

「背骨はちょっとうねうねっと曲がってますねぇ。そして腰椎のこの部分の間隔が狭くなってて恐らく椎間板が変形していますね。痛いのはこれが原因でしょう」

次に先生は本題の右足甲のレントゲン写真をPC画面に映し出しました。

「う~ん、骨と骨の隙間が狭くなってますね、親指も。これが原因だと思います。歩いているうちに痛みが軽減するのは隙間が広がるからでしょう。なので歩く前にストレッチやマッサージをするのは非常に良い事だと思いますよ」

「……」
でも先生、痛いのはその骨の隙間のところでは無いのですが……

私が言おうかどうしようか迷っているうちに、

「コルセットをつけておきましょう。そして湿布薬を処方しておきますね。お大事に」

先生が言い終わるか終らないかの内に、いきなり両脇からコルセットを持った看護師に体を押さえつけられました。

そして無言のままほぼ強制的に、私はコルセットを装着させられてしまったのです。

先生はすでに私に背中を向けてPCへの入力作業に勤しんでいます。


診療、完!!


――肘のときと全く同じ対応だ――


いきなりギプスを装着させられた思い出が鮮やかに蘇ってきました。

処方された湿布薬を受け取り、コルセットを巻いたまま帰宅の途に就く私。

自宅に帰ると、私は直ぐにコルセットをとりました。


腰、そもそも普段は全く痛くないのにコルセットが必要なのか?

足、そもそも動き出すと痛みが消えるのに湿布薬を貼って意味があるのか?


どう考えてもファッションアイテムにもならなそうなこの2品を前に私は考えました。

(何かテンプレートにむりやり嵌められたような診療だった。
 なぜあの形成外科があんなに儲かっているのだろうか?
 立地? 雰囲気? 手際の良さ?
 多分それら全てだろう。暇つぶしの井戸端会議をする為に訪れる高齢者には打ってつけの場所かもしれない。
 しかし、しかしどうなんだ……)

それから暫くの間、私はこの2品に虚ろな視線を落としたまま、まるで救いを求める修験者のように天から降ってくる腑に落ちる解を求め彷徨い続けました。


拝啓、グーグル先生、またお世話になるかもしれません。


IMG_0905.jpg


……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。

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