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復職への道(その2)

皆さん、どもども。
うつボッチオペラです。

ドキドキの毎日を過ごし、ついに面接の日がやってきました。
本当に時間だけは万人に公平だと思いました。
そして、ときに非情でときに慈悲深く、普段はその存在を感じさせません。
よく考えるとまるで神様みたいだな、なんて思いました。

朝、いつものようにジョギングで健康的な熱い汗を流し、
昼、面接の身支度を整えながら不健康な冷たい汗を流しました。

そして未だ迷いから抜け出せないままに出社。


面談室に入ると、そこには既に熱血冷血人事が座っていました。
冷たい笑顔がまぶしいほどうざかったです。

熱血冷血人事:
 「オペラさん、実は今回の面接相手、***部なんですよ。
  いやぁ、事前に伝えてしまうと断られる気がして。
  でもオペラさんから問われたらお答えするつもりだったんですよ」


オペラ:
 「ええ、何となく分かってました。
  面接相手をあえて書いていないように思えたので、私もあえてお聞きしませんでした」


熱血冷血人事:「ははは」
オペラ:「ははは」

何なんだこの会話。
何なんだこの意味の無い駆け引き。

感情のこもっていない笑い声が乾いた空気の中でむなしく響きわたり、異常ともいえる居心地の悪さに思わず現実逃避しそうになっていた私。
そしてそんな私を再び現世へと連れ戻したのは、突然発せられたドアをノックする重厚な響きでした。

人事がすぐさま応対し、勢いよく開け放たれるドア。
そしてそのドアから顔をのぞかせたのは、

(や、やっぱりそうだ、C部長だ)

「お久しぶりです。
 大変ご無沙汰しておりました」

最敬礼で思わず口走っていました。



仕事の上で何度もお世話になったC部長。
いつも話の半分以上が雑談となってしまうほどに妙に馬の合ったC部長。

そしてそれゆえ、私はこのC部長の部署への異動には余計に拒否反応を示してしまうのです。
この人にだけは今の私を見られたくなかった。
失望や同情を買いたくなかった。
更には、たとえ拾われても頑張って恩返しできる自信がない(キリッ)。

どうやらC部長は私が歪んだ心で書いた職務経歴書には一切目を通していないようでした。

はなから私にYESと言わせるためだけに来ているようで、その話しぶりはまるでしつこい新聞の勧誘員のようでした。

詳しいやり取りは割愛しますが、昔苦労した話やそれを乗り越えた話、更には逆に恐縮してネガティブにしてしまうんじゃないかと心配してしまうほどポジティブに人を褒めちぎるその話術。

私は私の横で作り笑顔まるわかりの引きつった顔で嬉しそう(なふりをして)に私たちの話を聞いている熱血冷血人事に、
「いいか、これが話術だ。よく聞いて少しは盗めよ」
と心の中でささやきかけました。

これはもう既に面接などではなく面談、いや、ただの勧誘でした。

私はますます追い込まれました。
ちらっと横を見ると、例の熱血冷血人事が相変わらず「俺のコーディネイト最高!」と言わんばかりの満足そうな顔で頷いているのが目に入りました。
ちょっとイラッときました。

結局私はこの面接(勧誘)のほとんどの時間、C部長の目をまともに見れないままに過ごしました。
(もうどうやって断ったらいいか分からない。
 と言うか断れる気がしない。
 はまってる、綺麗にはまっている、この罠に。
 完全に逃げ道をふさがれた!)




30分後、気が付くと私はC部長に深々と頭を下げて
「よろしくお願いいたします」
と言っていました。

私は勝ったのでしょうか?
それとも負けたのでしょうか?

私はその日、心の中に天使と悪魔の闘いのような激しい葛藤を抱えたまま帰宅しました。
体中からじっとりとした不快な脂汗がにじみ出ていました。
今日3回目の発汗です。(いずれも種類の異なる発汗でした)
まさに”もう性も根も尽き果てた”という感じです。

翌朝、目覚めると心の中で再び天使と悪魔が闘いを始めました。

(新人と同じ扱いで一からやり直す根性と情熱が今のお前に残ってるのか?
 C部長の恩に報いる気概がお前にはあるのか?
 修行の為に遥かに年下の上司の下に就くことになるらしいが、その環境の中で良好な人間関係を維持しながら業務を遂行するコミュニケーション能力がお前にあるのか?
 お前の今の精神的ポテンシャルで本当にいけるのか?
 また同じ結末が待っているだけじゃないのか?
 いいのか?本当に?
 本当に、いいのか?)


私は自分ではもう何も決められない、つまり決断する能力が無いことを認識しつつも、結局人事には「もう少し心の整理をする時間を下さい」と保留の意志を伝えました。
面接される側が結果を保留するという暴挙です。


予想通り私の葛藤はそれからずっと続きました。
”決断出来ない”というジレンマのくびきから逃れられない苦しさ。
頭痛と緊張と不安と焦燥と、それからもうとりあえずネガティブっぽい感情という感情に次から次へと襲われ続けました。
そしてやっぱり悩むだけで何も決められませんでした。
寝ても覚めても葛藤の毎日です。
この際ずるずる引き伸ばして時間切れ終了みたいな結末も有りなのでは?
などと不埒な考えにまで至るようになりました。

しかし世間はそう甘くはありません。

数日後、例の熱血冷血人事から再び便りが届きました。

……続く。 


最後まで読んで頂き、感謝、感激です。 

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438:管理人のみ閲覧できます by on 2014/12/28 at 23:26:38

このコメントは管理人のみ閲覧できます

439:Re: タイトルなし by オペラ on 2014/12/28 at 23:41:50

> 取りあえず今ブログ書いていることから分かるように、この件で私が死ぬことはありません。
どうぞご心配なさらずに、他人事のように気楽に読んでください^^;



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