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麻雀放浪記、ドサ健の言葉。

皆さん、どもども。
うつボッチオペラです。

今日の京都は肌寒いです。
あんなに暑く長く感じた夏も、今思えばまるで流れ星の一瞬のきらめきのように足早に過ぎ去ってしまいました。

ふと壁を見上げると、カレンダーが3月のままで止まっていました。
今年の私の時の流れは、寿命を迎えゆっくりと明滅する蛍光灯のようです。

そんな感傷に浸りながら最近になって何故かよく思い出す事があります。

麻雀にハマっていた高校大学時代、私はレンタルビデオである映画を観ました。

『麻雀放浪記』

この映画でドサ健という、脇役ですが主役を食ってしまう強烈な個性と存在感を示すばくち打ちが登場します。
外見の非情かつニヒルで孤高なイメージ、反して内面に抱く麻雀(そして賭け事)に対する熱く燃えるマグマのような執着心。
鹿賀丈史が演じているのですが、それはもう恐ろしいくらいにかっこいいのです。

そんなドサ健からはいくつもの名言が生まれるのですが、私は今でも記憶に残っているセリフがあります。

それは、おかまのおりんさんのグラ賽(いかさまのサイコロ)を見破った主人公坊や哲が、それをネタにおりんさんをゆすり、賭場を一つ紹介してもらった事についてドサ健が放ったセリフです。
彼はこう言いました。

「おりんのグラ賽なんてみんな知ってる。
 自分だけが気がついて他が節穴なんて事は世の中にめったに無い。
 そんな風に考えてるといつか穴に落ちるぞ」

内容的には確かこんな感じだったと思います。

もうこの言葉、
自分には思い当たる節がありすぎて、思い出すたびに恥ずかしさのあまり自戒の念にとらわれそうになるのです。

自分しか知らない或いは分からないと思って、つまり相手を見下して得意げに説明したり自慢したり。
まだそれが合っているならいいのですが、後々自分が間違っていたなんてことに気付こうものなら目も当てられません。

調子に乗るのは良いのですが、周りを卑下して自分を特別扱いするのは止めよう、謙虚になろう、初心忘るべからずだ、と自分に言い聞かせる今日この頃です。


この話には続きがあります。

坊や哲がドサ健に問いました。
「なぜみんなが知ってるのに誰もおりんさんを批判しないのか?」と。

ドサ健は当たり前のように答えます。
「奴は良いカモを連れてくるからだ」と。

そうなんです。
一見不条理に見える状況も、突き詰めていけばそこには必ずそうなる理由があるのです。
ほとんどの物事は必然で成り立っているのです。

おりんさんは自分がグラ賽で儲ける以上に、カモを用意してみんなを儲けさせているのです。
まさにWin-Winの関係が成立しており、その関係性をもっておりんさんのイカサマは許容されているのです。

その核心を知らず、表面に見える出来事のみに執着し、更にそれが自分にしか分かっていないと勘違いしておりんさんをゆすった坊や哲。
彼はこの後、おりんさんに教えてもらった賭場で痛いしっぺ返しを喰らうことになるのです。


彼はグラ賽の件で大きく2つの間違いを犯したように思います。

1つはグラ賽を自分だけが見抜けていると思い込んだ『慢心』
もう一つは人生経験の不足から人間社会の節理にまで思考が及ばなかった『浅はかさ』

彼は物語の中で様々な人と出会い、そして失敗を繰り返し痛い目に遭いながらそれを糧として成長していきます。
人間の社会に生きている以上、人が独りで成長するなど有り得ないのだと語っているようです。


学生の頃、私はこの映画を観て麻雀のイカサマ技にばかり目が行っていましたが、記憶の端々に残るドサ健のセリフを思い返してみて、今になって色々と気付かされることがあります。

実に深い映画です。

もう一回観てみようかな、麻雀放浪記。
麻雀映画ではなく人間ドラマとして。


……続く。 


最後まで読んで頂き、感謝、感激です。 

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