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ある日の心療内科にて、おばさん……。

皆さん、どもども。
うつボッチオペラです。


通院の度に減薬著しい今日この頃。
前回の診療においては、診療室内でついに睡眠剤の廃止論までもがささやかれ始めました。
(ささやきだしたのは私ですが)

今回の診療ではどんなご褒美を賜ることが出来るんだろう?
期待しすぎてよだれを垂らしてしまうパブロフの犬の気持ちがちょっとだけ理解できる気がします。

いつもの時間、いつもの待合室。
人もまばらなその空間で、私は読みかけの本を片手に落ち着いたひと時を過ごしておりました。

しかしそんな穏やかな空気に満たされた空間は、あるおばさんの襲来によって突如ざわつき始めることになるのです。

まるで蹴破ってなだれ込んでくるかのように激しくドアを開け放ち、そのままズカズカと受付へ邁進するおばさん。
大声で世間話を一通り済ませ、強引にひと笑い起こした後に後ろを振り返ってこれから占有するべき自分のエリアを値踏みし始めるおばさん。

私は思いました。
「嫌な予感とは恐らくこういうものを言うのだろう」
と。

私のソファには私しかいない。
私の目の前にはTVがある。
私のソファの横には雑誌が置いてある。
そしておばさんは私を見ている。


明らかに私とソファをロックオンしたそのおばさんは、ゴジラの物まねをしているのかと錯覚してしまうような足取りでこちらに向かって進撃を始めました。

やがてソファに到着したおばさんは、そのまま私に視線を留めたままドッカと腰を沈めたのです。

しばらくは沈黙が続きました。
しかし私の嫌な予感は何故か収まりませんでした。

「なぜだ? 
 おばさんが何かやらかそうと、
 いや、おばさんに何かやらかされようとしているのか?」


私はおばさんの気配に注意しながらひたすら自分の順番が来るのを待っていました。

やがて私はおばさんが妙にそわそわしていることに気が付きました。
体を左右に揺すったり、こっちをチラチラ見たり、咳払いのような唸り声を挙げたり。

体をもたれかけられて肩に頭でも乗せられたらどうしよう。
そんな不安までもが襲ってきました。

そんな事を心配しているうちに、おばさんの体の左右の揺れは更に振幅を増していきました。
そしてきつめのパーマが当てられたおばさんの頭がもうあと少しで私の肩に触れそうなほどに体が傾斜したその時、

ブッ、ブゥブフォーーーッ。
「あ、ごめんなさい」

おばさんのおならが炸裂しました。

「俺の嫌な予感って……」

恐らく、
体を浮かせてうまい具合に無音で放出するはずが、バルブの調節がうまくいかずにむしろ爆音化してしまった、と。

対処能力の未熟な私は、こんな時どうすればいいのか分からず、ただ無言で気付かない振りをするのが精一杯でした。
ただ爆音+大声での謝罪にあえて気付かない体を採るというのは多少、いやかなり無理があった事は否めませんが。

こういう場合、普通の人はどう対処するのだろうか?

「大丈夫です」
なんか事故に巻き込まれたみたいだな。

「臭くないですよ」
いや、そこを問題にしている訳ではないだろう。

「元気そうで何より」
嫌味に聞こえないだろうか?

「お疲れ様です」
ケンカ売ってるのかと思われそうだ。

「あざっす」
もう意味が分からない。


そんな時でした、
「オペラさーん、どうぞ」と、診察室から救いの声が聞こえてきたのは。


その日、私は更なる減薬を勝ち取りました。
そして私はこう考える事で今回の件を結論付けました。

あのおばさんの爆音……、
あれは恐らく祝砲
そう私への祝いの一発だったんだ。

ということで、対処としては「あざっす」で良かったのでは?




……続く。 


最後まで読んで頂き、感謝、感激です。 

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