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ハリウッド版Godzilla(ゴジラ)を観て。

皆さん、どもども。
うつボッチオペラです。


この前ハリウッド版”Godzilla(ゴジラ)”を観てきたので、それについてちょっと意見を書こうと思いました。
ネタバレ有りなのでこれからという方は”戻る”ボタンを!


まず映画全体としての私の評価は結構高いです。
すなおにお奨めできます。
あの迫力は映画館のスクリーンと音響じゃないと出せないと思います。

前回のイグアナゴジラとは異なり、西欧人なりにオリジナルを尊重している事がひしひしと伝わってきます。

それにやっぱりハリウッドのCG技術と演出はレベルが高いです。

最初のゴジラ全身露出+咆哮で何故だかちょっとウルッときました。



しかし、
そうは言えどもやはり作ったのは異文明に属する西欧人。
観ていて首を傾げたくなるような多少の違和感は否めませんでした。

やはり彼らにとってゴジラはどこまでいっても爬虫類なんだなと思いました。

以下にその要旨を簡単に列挙してみました。



・やたら噛みつくな!!
 動物の域から脱していないように見える。

・爬虫類のテカテカした皮膚感をやめろ!!
 放射能によるケロイド感こそがゴジラを象徴する重要なアイコンの一つである。

・背びれ出して泳ぐな!!
 今にも息継ぎしそうだった。
 周囲に上から監視されながら泳いでいるのがどうにもその存在を矮小化させている。

・首と頭の境目が分からん!!
 うつ伏せの状態をデフォルトとしたような、首の延長線上に口がある感が半端ない。
 あくまで直立が基本ですから! ゴジラは。

ざっとこんな感じなのですが、それでも前回の
”これただのデカいイグアナじゃん!!”
よりかは遥かにましです。

でも私が最も違和感、というかハリウッド(アメリカ)だなあと感じたことがあります。
まあこの場合は割と悪い意味で。


それは、ゴジラが敵怪獣”Muto”を倒した直後です。

なんとゴジラは疲れてその場に倒れこみ、目をつぶってそのまま死んだように爆睡してしまうのです。
→まるで身近に感じさせる親近感戦略を駆使する最近のアイドルみたいで、
 どうにも民衆への媚びが垣間見れる。
 そんな親近感は関連グッズかなんかで表現すればよい。
 そして、
 疲れんなよ、ゴジラ!

 寝るなよ、ゴジラ!
 普通にアメリカ人のでぶったおっさんジャマイカ!!

周囲の人間(アメリカ人)は心配そうに見守っています。
→もうこの時点でアメリカ人はゴジラにかなりの親近感を持っています。
 ついさっき街をボコボコに破壊されつくしているのにです。


やがてゴジラの目がゆっくりと開いていきます。

疲れを癒したゴジラが目覚めたのです。

その瞬間です。

「わあああぁぁぁぁーーーーーー」
→悲鳴ではありません。
 なんと歓喜の叫びです。
 「俺たちのスーパーヒーローが目を覚ましたぞ、イエーィッ!!」
 的な。
 逆にここは怖がるべきではないのか、普通に怖いだろと思いました。

ゴジラは海まで歩き、そのまま頭からザザーッと入水し、背びれを水面にだしたまま泳いで帰っていきます。
→希望を言えば歩いたままゆっくり入水してほしかった。
 あとゴジラ、泳ぐときは深く潜水しろ。
 海においてゴジラとは、魚群探知機のみでその巨大な体躯が微かに分かるものなのだ。
 上から見下ろされ、見守られながら見世物みたいになるんじゃない。


このシーンにおいて、彼ら(アメリカ人)の中では、一寸の疑いなく『僕らの味方』、巨大な爬虫類型スーパーヒーロー『ゴジラ』が全会一致で可決していたのです。

何故かもう既に”King of Monters、Godzilla"という広告が街に貼られていました。

スーパーマンとかスパイダーマンとかのノリと一緒です。

いかにも、”デカい&強い”こそが正義、の西欧らしい演出だなと思いました。




私は”戦いの直後に疲れて眠る”という日本人からすると「えっ!?」と感じるようなシーンには極めて強い西欧人のメッセージが隠喩として表れているように思いました。

ゴジラは決して神などではなく、動けば疲れる、つまりきちんと弱点を有する人間が征服可能な動物であるという事です。

ゴジラはあくまで
”King of Monsters(怪獣の王)”であって、
”God of the Destruction(破壊の神)"にはなり得ないのです。

唯一神を信仰する西欧においてゴジラが神格化されることはありえず、それはあくまで自分たち側についたデカくて強い爬虫類という存在でしかなく、「裏切れば全力で報復し制圧するからな」という余地を残したシーンのように見えます。
まるで戦後の日米関係のようですね。

日本が強くなることは歓迎してあげよう、ただしアメリカ側にいるという前提においてだが。
裏切れば全力で報復するよ、だって弱点は全て把握しているから。


私の考えすぎでしょうか。

まあ前回の日本を徹底的に凌辱したイグアナゴジラに比べると、関係性においては格段の進歩だとは思いますが。



でも改めてここでもう一度言いますが、この映画は西欧人なりにかなりオリジナルを尊重する姿勢が見られますし、日本においてのゴジラという存在の意味を理解しようとしている姿勢も伝わります。

続編も決定しているという事ですので、次回作がどのようなゴジラになるのか今から楽しみです。


……続く。 


最後まで読んで頂き、感謝、感激です。 

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