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『坂の上の雲 四』を読んで。

皆さん、どもども。

うつボッチオペラです。


『坂の上の雲 四』を読み終わりました。

もし御興味がおありであれば、以下過去記事も参照してください。


第三巻。
第二巻。
第一巻。


いよいよ日露戦争開戦となり、世界に冠たるバルチック艦隊が日本を目指し遥かバルト海より出航します。

遼東半島で小競り合いを続ける大日本帝国軍においては、何としてもバルチック艦隊到着前に極東ロシア艦隊を殲滅する必要がありました。

合流されてしまえば勝ち目は皆無だからです。



その上お金も有りません。

なので、外国に日本公債を買ってもらうために日本が優勢であることを印象付ける必要がありました。



しかし、この頃から日本は広報がヘタだったのです。


西洋にうまく伝わりませんでした。



そんな時、帝政ロシアの転覆を目論むユダヤ人勢力が日本への資金援助を申し入れます。

ロシアでの差別的な扱いに不満を持つユダヤ勢力です。

この頃からすでにユダヤ人は差別対象で、そしてお金持ちだったのです。



この巻では徹底的に日本の無能将校について描かれています。


乃木希典(のぎまれすけ)大将。

伊地知幸介(いぢちこうすけ)参謀長。



世界的には名将の誉れ高い乃木大将なのですが、著者の司馬遼太郎は恨みでも有るのかと思うくらいに彼を無能将軍として描いています。

滑稽なほどにバカ扱いなのです。

この差異はどこから来たのかは知りませんが。



そのエピソードの1つとして、日本が旅順要塞攻略を決まって毎月26日に行っていることについての軍本部との掛け合いがあります。


本部: 「何故毎月26日なの? 敵にばれてるよ! まずいでしょ、これ」

伊地知: 「もちろん理由があります(キリッ)。 それも3つも」

本部: 「ほほう、なになに教えて」

伊地知: 「まず一つ目は、火薬を一ヶ月周期で交換しているからです。 しけってしまうので」

伊地知: 「二つ目は、最初に戦果を収めたのが26日だったので縁起がいい。 これ重要です」

伊地知: 「最後三つ目ですが、26は偶数! 即ち割り切れる! 旅順真っ二つ!」


乃木: 黙ってニヤニヤしながら相槌を打つ(さすが伊地知君、天晴れ)。


本部: 呆気にとられる。



唯一論理的だった一つ目の理由でさえ、どうやら的外れだったようです。
(火薬はそのくらいではしけらない)

こんなやり取りがもし本当に行われていたのなら確かに問題だったでしょう。



旅順では何万という兵隊が虫けらのように戦死していきました。

その上、乃木将軍はうるさくて戦略立案の妨げになるという理由から前線には一度も赴いていません。

兵隊の命なぞは将棋の駒以下の扱いです。

また、この二人が要職に抜擢されたのも薩摩、長州の人数配分を均等に行うという藩閥政治の方針によるものだったそうです。

今も昔も組織が大きくなればなるほど、出世には能力以外の要素が大きく関わってくるんですね。




少なくともこの司馬遼太郎が描く日露戦争においては、この二人は徹底的に無能のようです。

もしかすると、ピンチの後の勝利という物語性、或いは演出の為のキャラ設定を盛り込みたかったのかもしれません。

本著は歴史書ではなく、あくまでも時代小説ですから。



という訳で、この二人のお陰で最終的には勝利する事が分かっているストーリーにも緊張感を持って読むことが出来ました。


しかしまだ四巻かぁ、長いなこの話。

五巻に行く前に、ちょっと休憩しよう。






……続く。


最後まで読んで頂き、感謝、感激です。

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