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乙武氏がやってしまったようだ。

皆さん、どもども。

うつボッチオペラです。


著書「五体不満足」で一躍時代の寵児となり、今もなお精力的にその活動範囲を広げている乙武氏の行動が、世間で少なからず物議を醸し出している。

簡単に言うと、あるイタリアンレストランで入店拒否を喰らった氏が、その顛末についてツイッターで店名入りで呟いてしまったのだ。

私はこの件の内容を知るにあたり、そこに潜んでいる根深い人間の業を感じずにはいられなかった。

この話、私の考え至った結論から言えば8:2で乙武氏が悪い。

8:2というと大体自動車と原付の事故の責任比率くらいだろうか。とにかくそれくらいの開きがあることは確かだ。

彼はその店に事前に予約を入れ、女性を伴い二人で赴いた。

しかし運の悪い事に、その店はエレベーターの停まらない2階にあった。

連れの女性は四肢の無い彼を車椅子で1階に待たせると、店に彼の搬入を頼みに行った。

しかし多忙の上人出も不足しているその店は、車椅子を含めると100kg以上もある彼の搬入に対して難色を示す。

暫らくして泣きながら彼の元に戻ってきた彼女。恐らく店員と激しい口論にでもなったのだろう。

そして普通ならば「何だこの店、もう二度と来るか」と悪態をつきながら他の店を探しに行くのだろうが、このケースにおいてはここからが普通ではなかった。

人とはすべからくプライドの生き物である。

特に女性の前における男性というものは、一時的にせよプライドが3割、いや5割増しに膨らむものである。

暫らくして店のオーナーと思しき男性が、よほど女性の態度に腹を立てたのか、若干切れ気味に彼の元へと降りてくる。

そして今度は店主と乙武氏とのバトルへと突入したのだ。

「予約のときに障害者である事を告げるべきだ」、「うちは2階への車椅子の搬入サービスなど行わない」、このような威圧的で取りようによれば反社会的ともとれる店主の発言に、ついに彼は抜いてはならない刀を抜き、押してはならないボタンを押してしまった。

「ではこの事を世に問うて見ましょうか」

この瞬間、彼は傷害を持つ社会的弱者から、世間に対し絶大な影響力を持つ社会的強者へと変貌したのだ。
車椅子から見上げる存在ではなく、社会の階層の高みから見下ろす存在へと瞬時に切り替わってしまった。

女性を伴っているという男性的プライドがそうさせたのかもしれないし、実は強者である自分に対しなぜひざまずいてサービスを提供しないのかという慢心がそうさせたのかもしれない。

いやその両者である可能性が高いと私は思う。

今やお年寄り、妊婦、障害者などの社会的弱者に対し、慈愛を持った援助は常識となりつつある。

しかしそれは弱者の立場からすれば、やってもらって当たり前、そうするのが当然、しないのは人道に反すると、ともすれば逆差別の風潮を生み出そうとしているのかもしれない。

いくら常識になりつつあるとはいえ、人からの援助に対しては相応の感謝を持って応えなければならないのではないか。

身体的には社会的弱者である乙武氏なのだが、一方で社会的強者の側面も持っていることにより、氏はその辺りの分別を無くしかけているのではないだろうか。

氏の発したツイートは、まるで隣国との国境に落とした核ミサイルのように双方に多大なダメージをもたらす事となった。

店には非難の電話、ツイートが多数浴びせかけられ、ついぞ店主はツイッターで謝罪させられることとなる。

一方乙武氏も無事では済まなかった。「何様のつもりだ」、「実名を出すのはひどすぎる」、など様々な抗議にさらされている。

確かにいくら腹が立ったからといっても実名はまずいだろう。
社会に何の影響も持たない私でさえ、批判するときには実名は伏せている。

乙武氏は、自分が世間に対して発するメッセージの影響力というものをどう捉えていたのだろうか?

ツイートを見た全員が、自分に対して同情票を投じてくれるとでも思ったのだろうか?
世間には自分が弱者としてしか映っていないと思っていたのだろうか?

せめて名前を伏せて、「今日こんな事が有ってムカついた」くらいのツイートにしておけば、フォロワーの共感を呼んで終わっていただろうに。

もし女性同伴でなかったら。
もし店主の言葉がもう少し穏やかで社会的だったら。
もし乙武氏にもう少し想像力が有り、もう少し慢心が無かったら。

様々な”もし”を全て打ち消し、結局は自爆に等しい惨事に陥ってしまった。

本当の弱者はどっちで、何を持って弱者の定義とするのか?

そして、弱者だろうが強者だろうが、プライドと慢心は過ぎれば自らの身を破滅に追いやるものなのだ。

現在を持ってなお憤り収まらない感じに見受けられる乙武氏なのだが、よく自分を知り、弱い部分と強い部分の折り合いをうまくつけられるよう祈っている。


……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。
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