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正義について考えよう!『情けは人の為ならず』

皆さん、どもども。

うつボッチオペラです。

『情けは人の為ならず』という諺がある。

これ意外とその意味を履き違えて覚えてしまっている人もいるらしいのだが、本来の意味としては、人に情をもって接すればいずれ自分にも還ってくるという換言である。

この行動を、例えばこの諺を知らずに生来の性格で実行できるAさんと、この諺を知って自己利益の為に実行するBさんがいるとする。

行動とその結果についてはAさんもBさんも同じ、社会的に見ても道徳観を持つ立派な人となる訳だが、その背景においては決定的な差があると思うのだ。

私はこれをどう解釈してよいのか理解に苦しむのだが、書籍や賢人の言葉から得る知識と言うものは得てして自己利益に結びつけて人間の行動を補正しようとするバイアスが掛かっているように思われる。

人に何々しなさい、そうすればそれは必ずあなたの元に還ってきます。
何々をしてはいけません、それは必ずあなたに不幸をもたらすでしょう。
等と言う感じだ。

本当はAさんの方がBさんよりはるかに尊く高尚な人格の持ち主であるはずなのだが、外から見る行動が同じ上にこのような換言を多く知るBさんの方が博学であり、結果としてBさんのようなタイプの人間のほうが、格としては上位に見られることが多い。

ところがこれを正義感に置き換えるとどうなのだろう?

正義論で有名なサンデル教授の例を引用すると、
100人を乗せた列車が走っている。
ところがその行き先では崖崩れが起こっており、このままでは100人とも奈落の底に落ち皆死んでしまう。
その事を知っているある人物がレールの分岐点に立っている。
その人がレールを切り替えれば列車は別方向へと進みその列車は崖下への転落を免れるが、切り替えた先には5人の作業者がレール上で作業をしている。

さあ、あなたならどうする?

レールを切り替え事故とは全く無関係の5人を犠牲にして100人を助けるか、
それともレールの行き先をそのままにして運命のまま100人を奈落の底に落とすか。

これは道徳でも倫理でもない、正義はどうあるべきかという問題である。

このレールを切り替えられる人がAさんだった場合とBさんだった場合、二人は一体どのような行動をどのような心理状態で行うのか。

様々な見解が飛び交いそうだが、私の意見としてはこう思うのだ。

恐らくAさんは、最大幸福の理論からレールの切り替えを行うのではないかと。
そして、無関係に殺されてしまう5人の不幸を一生背負いながら生きていくのではないだろうか。

そしてBさんは、恐らく何もしない、いや出来ないと言うべきか。
つまりレールはそのまま、列車と共に崖下へ100人が落ちていく。

それは何故か。
道徳論、倫理観としては同じように振舞う2人なのだが、決定的に異なるのはその背景である。
Bさんは常に自己利益を考え、先人の教えに従い正しいとされる行動を取捨選択してきた。
つまり、この場合直接自分に関係のない事故に対しBさんでは行動自体起こすことが出来ないのではないだろうか。
なにしろBさんにとって、レールを切り替えることで得られる自己利益は何も無いのだから。

一体何が正義で何が正しいのか。
これは非常に難しい問題である。

恐らくAさんもBさんも、世間から尊敬され、また同時に咎められる運命にあるだろう。
そんな現場に居合わせ、そんな立場に立たされた時点で、もうついていないとしか言いようが無い。

では、もし私がこの立場に置かれた場合どうするか?
答えは、全く持って分からない。
その時にならないと自分がどう考え、どう振舞うのか想像さえ出来ない。
何故なら、私は時にAさん、時にBさんの性質を持っていると思われるからだ。

さて、この正義の問題、皆さんならどう対処しますか?


……続く。

最後まで読んで頂き、感謝、感激です。
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